高圧受電用過電流継電器の整定
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.30の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧受電用過電流継電器に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.限時要素の動作電流の整定値は,変流器(CT)の定格一次電流に比例する。
解き方
- 限時要素の動作電流の整定値(タップ値)は,契約電力(負荷電流)に比例し,変流器(CT)の定格一次電流(変流比)に反比例する。
- 「CTの定格一次電流に比例する」とした選択肢1が最も不適当。CTの定格一次電流が大きいほど,同じ負荷電流でも二次側の電流が小さくなるので,整定値は小さくなる。
選択肢ごとの解説
- 1.最も不適当。整定値はCTの定格一次電流に反比例する。
- 2.適当。動作時間は配電用変電所の継電器より早く動作するよう整定し,保護協調を図って波及事故を防ぐ。
- 3.適当。瞬時要素は励磁突入電流などで動作しない値とする。
- 4.適当。瞬時要素は短絡保護,限時要素は過負荷保護に用いる。
引っかけ:タップ値 = 負荷電流 × (CT二次/CT一次) × 余裕率。CT一次が大きいほどタップは小さい。
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論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月13日(日)実施) No.30。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する