コロナ放電の抑制対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.24の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路におけるコロナ放電の抑制対策として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.多導体の場合,素導体数を減らす。
解き方
- コロナ放電は電線表面の電位の傾き(電界の強さ)が大きいと発生する。多導体は等価的に電線を太くした効果があり,素導体の数を増やすほど表面の電位の傾きが小さくなる。
- 素導体数を減らすとコロナが発生しやすくなるので,選択肢1が不適当。
- コロナ放電が生じると,コロナ損失,電波障害・騒音,電線の腐食などの障害が起こる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。素導体数を減らすとコロナが発生しやすくなる。
- 2.適当。シールドリングでがいし装置周辺の電界を緩和し,がいし連の電圧分担も均一にする。
- 3.適当。太い電線ほど表面の電位の傾きが小さい。
- 4.適当。金具の突起をなくして丸みを持たせ,電界の集中を防ぐ。
引っかけ:コロナ対策=電界を弱くする(太線・多導体・突起をなくす・シールドリング)。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する