地中送電線路の充電容量
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.22の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
三相3線式の地中送電線路において,無負荷時の充電容量Qc〔kV・A〕を表す式として,正しいものはどれか。
ただし,各記号は次のとおりとする。
V:線間電圧〔kV〕
C:ケーブル1線当たりの静電容量〔μF〕
ω:角周波数〔rad/s〕
解答欄
正解
正解:3.Qc = ωCV² × 10⁻³〔kV・A〕
解き方
- 1線当たりの充電電流は Ic = ωC × V/√3(相電圧)である。
- 三相の充電容量は Qc = 3 × (V/√3) × Ic = 3 × ωC × (V/√3)² = ωCV² となる。
- Vを〔kV〕,Cを〔μF〕で表すと,V² × 10⁶ × C × 10⁻⁶ = 〔V・A〕となり,〔kV・A〕にするため10⁻³をかけて Qc = ωCV² × 10⁻³〔kV・A〕。よって選択肢3が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。容量(電力)は電圧の2乗に比例する。
- 2.誤り。Vが1乗では容量にならない。
- 3.正しい。Qc = 3ωC(V/√3)² = ωCV²。
- 4.誤り。線間電圧を使う場合は3倍しない(相電圧を使えば3倍)。
引っかけ:三相の充電容量は ωCV²(Vは線間電圧)。相電圧Eを使うと 3ωCE²。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する