表皮効果
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.23の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
送電線の表皮効果に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.表皮効果が大きいほど,電線中心部の電流密度は大きくなる。
解き方
- 表皮効果は,交流電流が導体の表面近くに集中して流れる現象で,周波数・導電率・透磁率が大きいほど,また導体が太いほど著しい。
- 表皮効果が大きいほど電流は表面に集まり,電線中心部の電流密度は小さくなる。よって選択肢4が不適当。
- 電流の流れる実質の断面積が小さくなるので,交流の実効抵抗は直流抵抗より大きくなり,電力損失が増える。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。周波数が高いほど表皮効果は大きい。
- 2.適当。表皮効果は導電率や透磁率が大きいほど著しく,導電率が小さいと小さくなる。
- 3.適当。表皮効果が小さいほど実効抵抗の増加が小さく,損失が小さい。
- 4.不適当。表皮効果が大きいほど中心部の電流密度は小さくなる。
引っかけ:表皮効果=電流が「表面」に集まる。中心部はスカスカになる。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する