電力系統の供給信頼度の向上対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.20の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統の供給信頼度の向上対策に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.機器の定期点検は,負荷の軽重に関わらず,年間を通して平均化するように計画する。
解き方
- 機器の定期点検は,停電や系統への影響を小さくするため,軽負荷の時期(春・秋など)に集中して計画するのが一般的である。
- 負荷の軽重にかかわらず年間を通して平均化するのは供給信頼度の向上にならない。よって選択肢2が最も不適当。
- 重負荷期に機器を点検で止めると,残りの設備に余裕が無くなり,故障が重なったときに供給支障となるおそれがある。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。機器を並列接続(多重化)すると,1台が故障しても供給を続けられる。
- 2.最も不適当。定期点検は軽負荷期に計画する。
- 3.適当。連系線などで隣接系統と連系し広域運営を行うと,相互に融通でき信頼度が上がる。
- 4.適当。保護継電装置を多重化し,自動監視で異常を早く見つけることで,誤動作・誤不動作を減らし信頼度が上がる。
引っかけ:点検は「需要の少ない時期」に行う。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.9パーセントインピーダンス法
令和8年度 No.10電力系統の供給信頼度の向上対策
令和8年度 No.17電力系統の連系の利点と課題
令和7年度 No.6力率改善に必要な進相コンデンサ容量
令和7年度 No.15電圧調整に用いる機器
論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する