送電線による通信線の電磁誘導
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.11の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線に近接している通信線への電磁誘導電圧に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.導電率の高い架空地線を設置すると大きくなる。
解き方
- 電磁誘導電圧は,送電線の零相電流(地絡電流や不平衡電流)が通信線と電磁的に結合して生じる。
- 導電率の高い架空地線を設けると,地絡電流の一部が架空地線を帰路として流れ,その遮へい効果で誘導電圧は小さくなる。「大きくなる」とした選択肢4が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。故障電流(地絡電流)や負荷電流の不平衡によって発生する。
- 2.適当。各相と通信線の相互インダクタンスが等しくないと,平常時も誘導電圧が生じる(ねん架で軽減する)。
- 3.適当。平行する長さが長いほど誘導電圧は大きくなる。
- 4.最も不適当。導電率の高い架空地線は遮へい効果があり,誘導電圧を小さくする。
引っかけ:電磁誘導対策:ねん架,架空地線(導電率の高いもの),通信線との離隔,故障の高速遮断,遮へい線。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する