架線のたるみ(弛度)の測定方法
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.73の問題です。論点は「送配電設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
A及びBを支持点とした図のような架線工事において,次の近似式を用いて弛度dを求める測定方法の名称として,適当なものはどれか。
√a + √b = 2√d

解答欄
正解
正解:1.異長法
解き方
- 異長法は,両支持点からそれぞれ異なる長さa・bだけ下がった点A₀・B₀を見通し,その見通し線が電線に接するように調整して弛度を求める方法で,√a + √b = 2√d の関係を用いる。
- 等長法はa = b = dとする(両側から同じ長さ下がった点で見通す)方法である。よって選択肢1が適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。異なる長さa・bから √a + √b = 2√d で弛度を求めるのは異長法である。
- 2.不適当。等長法は両支持点から弛度dと同じ長さ下がった点を見通す方法である。
- 3.不適当。角度法はトランシットで電線の接線の角度を測って弛度を求める方法である。
- 4.不適当。カテナリー角法は支持点での電線の角度から求める方法である。
引っかけ:等長法はa = b = d,異長法は √a + √b = 2√d。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.70架空送電線路の延線・緊線工事
令和8年度 No.76地中電線路のケーブルの布設
令和7年度 No.70架線の弛度の測定方法(等長法)
令和7年度 No.76現場打ちマンホールの施工
令和6年度 No.70架空送電線路の延線・緊線工事
論点ページ:送配電設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.73。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する