ケーブル工事による屋内配線
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.74の問題です。論点は「構内電気設備の施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
屋内配線をケーブル工事により施設する場合の記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
ただし,簡易接触防護措置を施すとき又は乾燥した場所に施設するときを除く。
解答欄
正解
正解:3.交流対地電圧200Vで使用するCVケーブルの防護装置の金属製部分の長さが6mであったので接地工事を省略した。
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈では,一般に,低圧のケーブル工事で管などの防護装置の金属製部分には接地工事を施すこととし,省略できるのは,防護装置の金属製部分の長さが4m以下のものを乾燥した場所に施設する場合,対地電圧150V以下で長さ8m以下のものに簡易接触防護措置を施すか乾燥した場所に施設する場合などに限られる。
- 問題文では簡易接触防護措置を施す場合や乾燥した場所の場合を除いているので,対地電圧200V・長さ6mの防護装置の接地工事は省略できない。よって選択肢3が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。高圧ケーブルを耐火性のある堅ろうな管(鋼管)に収めれば,弱電流電線と交差する場合でも施設できる。
- 2.適当。高圧屋内配線とガス管との離隔は15cm以上とされ,30cmはこれを満たす。
- 3.不適当。条件を満たさないので,防護装置の金属製部分の接地工事は省略できない。
- 4.適当。使用電圧300V以下の配線を点検できる隠ぺい場所に施設する場合は,2種以上のキャブタイヤケーブルを使用できる。
引っかけ:接地省略の条件は「長さ」と「乾燥した場所・簡易接触防護」の組合せ。ただし書で除かれている条件に注意。
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論点ページ:構内電気設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.74。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する