原子炉の構成材料(減速材・反射体・制御材)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.9の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
原子力発電に用いる原子炉の構成に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.減速材は,炉の内部の放射線が外部に漏れるのを防ぐ。
解き方
- 減速材は,核分裂で生じた高速中性子を減速して熱中性子にし,次の核分裂を起こしやすくする材料(軽水・重水・黒鉛など)である。
- 放射線が外部に漏れるのを防ぐのは遮へい材(コンクリートなど)であり,選択肢2が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。冷却材は炉心の熱を取り出して蒸気発生などに用いる(軽水炉では軽水が冷却材と減速材を兼ねる)。
- 2.不適当。記述は遮へい材の説明である。減速材は中性子の速度を落とす。
- 3.適当。反射体は炉心から漏れる中性子を反射して炉心に戻し,中性子の利用効率を高める。
- 4.適当。制御材(ホウ素・カドミウム・ハフニウムなど)は中性子を吸収して中性子数を調整し,出力を制御する。
引っかけ:減速材=中性子を遅くする,遮へい材=放射線を外に出さない,と役割で区別する。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する