令和4年度 No.7論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

変圧器の電圧変動率の近似式

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.7の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

単相変圧器の百分率電圧変動率の近似値ε〔%〕を求める式として,適当なものはどれか。

ただし,pは百分率抵抗降下,qは百分率リアクタンス降下,cosθは力率とする。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:1.ε = p cosθ + q sinθ〔%〕

解き方

  1. 変圧器の電圧変動率は,抵抗降下が電流と同相,リアクタンス降下が90°進んだ成分となるので,遅れ力率cosθの負荷では ε ≒ p cosθ + q sinθ〔%〕で近似できる。よって選択肢1が適当。
  2. たとえば力率1(sinθ = 0)の負荷では ε ≒ p となり,遅れ力率が小さくなるほどリアクタンス降下qの影響が大きくなる。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。抵抗分にcosθ,リアクタンス分にsinθをかけて加える。
  2. 2.不適当。sinとcosの組合せが逆で,力率1のとき ε ≒ q となり実際と合わない。
  3. 3.不適当。百分率の電圧変動率は相数に関係なく定格電圧に対する比で表すので,係数3は付かない。
  4. 4.不適当。組合せが逆で,係数3も付かない。
引っかけ:p(抵抗)はcos,q(リアクタンス)はsinとペアで覚える。三相の線間電圧の計算で出てくる√3や3と混同しない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する