剛体ちょう架式電車線の特徴
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.43の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電車線の支持方式において,カテナリちょう架式と比較した剛体ちょう架式の特徴に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.高速運転に適している。
解き方
- 剛体ちょう架式は,トロリ線をアルミ合金などの剛体(導体レール)に取り付けて支持する方式で,主に地下鉄などのトンネル内に用いられる。
- 架線に弾性が少なく,パンタグラフの追従性が劣るので,高速運転には適さない。よって選択肢1が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.最も不適当。剛体ちょう架式は高速運転に適さない。高速運転に適するのはカテナリちょう架式である。
- 2.適当。剛体で支持するので断線事故が起こりにくい。
- 3.適当。架線の高さ方向の寸法が小さく,トンネル断面を小さくできる。
- 4.適当。剛体自体で位置が決まるので,曲線引装置や振止装置が不要である。
引っかけ:剛体ちょう架=地下鉄向き(断線しにくい・断面が小さい)だが高速には不向き。高速の新幹線は弾性のある架線(ヘビーコンパウンドカテナリなど)を用いる。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する