CVケーブルの絶縁劣化診断法
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.26の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地中電線路におけるCVケーブルの絶縁劣化診断法として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.静電容量法
解き方
- CVケーブルの絶縁劣化診断には,直流高電圧を加えて漏れ電流を測る直流漏れ電流法(直流高圧法),交流電圧を加えて誘電正接(tanδ)を測る誘電正接法,部分放電法,残留電荷法などがある。
- 静電容量法は,静電容量を測ってケーブルの断線事故点までの距離を求める事故点探査(標定)の方法であり,絶縁劣化診断法ではない。よって選択肢1が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.最も不適当。静電容量法は断線の事故点を標定する方法である。
- 2.適当。直流の高電圧を加えて漏れ電流やその時間変化を見る方法で,直流漏れ電流法と同じ考え方の診断法である。
- 3.適当。誘電正接(tanδ)の大きさから水トリーなどによる劣化を判定する。
- 4.適当。直流漏れ電流の大きさ,成極比,弱点比,キックの有無などで劣化を判定する。
引っかけ:事故点探査(マーレーループ法・静電容量法・パルス法)と絶縁劣化診断(直流漏れ電流・tanδ・部分放電・残留電荷)を区別する。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する