フェランチ現象
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.23の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
送配電系統におけるフェランチ現象に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.地中電線路よりも架空電線路のほうが発生しやすい。
解き方
- フェランチ現象は,軽負荷時や無負荷時に,線路の静電容量による進み電流のため受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象である。
- ケーブルは静電容量が架空電線よりはるかに大きいので,地中電線路のほうが発生しやすい。よって選択肢3が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。静電容量が大きいほど進み電流が増え,発生しやすい。
- 2.適当。深夜などの軽負荷時は遅れの負荷電流が減り,進み電流の影響が相対的に大きくなる。
- 3.不適当。静電容量の大きい地中電線路(ケーブル)のほうが発生しやすい。
- 4.適当。進相コンデンサを軽負荷時も入れたままにするなど,進み力率の負荷が多いと発生しやすい。
引っかけ:フェランチ現象=「静電容量・軽負荷・進み電流」。ケーブル系統で起こりやすく,分路リアクトルで抑える。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する