架空送電線路のフラッシオーバ対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.22の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路のフラッシオーバに関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.径間逆フラッシオーバを防止するため,架空地線のたるみを電線のたるみより大きくする。
解き方
- 径間逆フラッシオーバは,径間の中央付近で架空地線に雷撃があったとき,架空地線と電線の間でフラッシオーバするものである。
- 防止するには架空地線と電線の離隔を大きく保つため,架空地線のたるみを電線のたるみより小さくする。よって選択肢1が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。架空地線のたるみは電線のたるみより小さくして,径間中央での離隔を確保する。
- 2.適当。がいし表面が塩分などで汚損すると,表面の漏れ電流が増え,フラッシオーバ電圧が低下する。
- 3.適当。塔脚接地抵抗を小さくすると,雷撃時の鉄塔電位の上昇が抑えられ,逆フラッシオーバを防げる。
- 4.適当。アークホーンの間隔は,雷サージでは確実にフラッシオーバしてがいしを守り,開閉サージなどではフラッシオーバしないように設定する。
引っかけ:架空地線は「電線より上に,たるみは小さく」。逆フラッシオーバ対策は接地抵抗の低減(埋設地線)。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する