電力系統の運用と制御(電圧・周波数)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.20の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統の運用と制御に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.軽負荷時には系統電圧が上昇傾向となり,これを抑制するために電力用コンデンサを並列に系統へ投入する。
解き方
- 軽負荷時は線路の静電容量の影響で電圧が上昇する。これを抑えるには,電力用コンデンサを開放(切り離し)し,分路リアクトルを投入する。
- 電力用コンデンサを投入するとさらに電圧が上がるので,選択肢2が不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。インバータ電源は慣性(回転エネルギー)を持たないため,比率が増えると系統の慣性力が減り,安定度が低下する。
- 2.不適当。軽負荷時に投入するのは分路リアクトルで,電力用コンデンサは切り離す。
- 3.適当。潮流は電源構成や送変電設備の容量に制約され,需要と供給力の状況で変わる。
- 4.適当。周波数が上がるのは発電過剰のときで,調速機(ガバナ)は出力を減らす方向に動く。
引っかけ:重負荷時はコンデンサ投入で電圧を上げ,軽負荷時はリアクトル投入で電圧を下げる。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する