架空送電線工事のワイヤロープ
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.73の問題です。論点は「送配電設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路の工事におけるワイヤロープ等の使用方法に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.延線用ワイヤロープのよりは,電線のより方向と反対方向のものを使用した。
解き方
- 延線用ワイヤロープは電線と接続して引くので,張力がかかるとロープも電線もよりを戻そうとして回転する。よりの方向が電線と反対だと,ロープの回転で電線のよりが戻されて乱れ,素線が傷む。
- そのため,延線用ワイヤロープは電線と同じより方向のもの(又は回転の少ないもの)を用い,接続部には撚り戻し金物(スイーベル)を入れる。反対方向のものとした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。延線用ワイヤロープは電線のより方向と同じ方向のものを使用する。
- 2.適当。延線用ワイヤロープどうしをつなぐ割ワイヤは,延線用より強度の大きいものを使う。
- 3.適当。緊線用ワイヤロープは,細径で強度が高く,自転トルクの小さいものを使う。
- 4.適当。繊維ロープは軽く扱いやすいので,荷重の比較的小さいパイロットロープの延線に使う。
引っかけ:延線ロープは電線と「同じ」より方向。反対だと電線のよりが戻る。
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論点ページ:送配電設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.73。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する