ランキンサイクルのp-v線図
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.9の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示す汽力発電のランキンサイクルにおいて,タービンの入口から出口に至る蒸気の圧力及び体積の変化を表す過程として,適当なものはどれか。

解答欄
正解
正解:3.C→D
解き方
- ランキンサイクルは,給水ポンプによる断熱圧縮→ボイラ・過熱器による等圧加熱→タービンでの断熱膨張→復水器での等圧冷却(凝縮)の4つの過程からなる。
- タービンでは,高温高圧の蒸気が断熱膨張して仕事をし,圧力が下がって体積が大きくなる。p-v線図で断熱のまま圧力が下がり体積が増えるのはC→Dである。
- 3が適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。A→Bは体積がほぼ一定のまま圧力が上がる過程で,給水ポンプによる断熱圧縮である。
- 2.不適当。B→Cは圧力一定で体積が増える過程で,ボイラ・過熱器での等圧加熱(蒸発・過熱)である。
- 3.適当。C→Dは断熱膨張で,タービンで仕事をする過程である。
- 4.不適当。D→Aは圧力一定で体積が減る過程で,復水器での等圧冷却(凝縮)である。
引っかけ:A→B給水ポンプ,B→Cボイラ,C→Dタービン,D→A復水器の順。線図で囲まれた面積が1サイクルの仕事になる。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.5水力発電の出力と流量
令和8年度 No.7汽力発電の熱サイクル(再生サイクル)
令和8年度 No.13コンバインドサイクル発電の特徴
令和8年度 No.14風力発電の構成と制御
令和7年度 No.7原子炉の種類と構成
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する