令和3年度 No.10論点:変電重要度 B配点 1点未着手

変電所の母線方式と機器

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.10の問題です。論点は「変電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

変電所に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.二重母線は,環状母線に比べて所要面積が少なくて済むが,系統運用上の自由度が少ない。

解き方

  1. 二重母線は母線を2組設ける方式で,回線をどちらの母線にもつなげるので系統の切替えが自由にでき,運用の自由度は高いが,断路器などの機器が多く所要面積は大きい。
  2. 環状母線は遮断器を環状に接続する方式で,遮断器の数が少なく所要面積は小さいが,系統運用の自由度は二重母線より低い。
  3. 二重母線のほうが所要面積が少なく自由度が少ないとした2は記述が逆で,最も不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。負荷時タップ切換装置の電圧調整方式には直接式・間接式,切換え時の循環電流を抑える限流方式には抵抗式・リアクトル式がある。
  2. 2.不適当。二重母線は所要面積は大きいが,運用の自由度が高い。
  3. 3.適当。SF₆などの不燃性ガスで絶縁・冷却するので火災のおそれが少なく,地下変電所など屋内設置に適する。
  4. 4.適当。直接接地では地絡時の健全相の電圧上昇が小さく,中性点の電位も上がりにくいので,中性点側の絶縁を低くする段絶縁ができる。
引っかけ:二重母線=自由度が高い・面積が大きい。環状母線はその逆。直接接地は「段絶縁・低減絶縁ができる」。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する