自動列車運転装置(ATO)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.45の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄道の自動運転をするための装置に関する記述として,「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」上,誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.自動列車運転装置を設ける場合は,自動列車制御装置を設けなくてもよい。
解き方
- 自動列車運転装置(ATO)は,列車の加速・減速・停止を自動で行う装置で,列車の安全(列車間の間隔の確保)は自動列車制御装置(ATC)などが担う。ATOはATCなどの保安装置と組み合わせて用いる。
- 鉄道に関する技術上の基準を定める省令第58条でも,自動運転の装置は,列車間の間隔を確保する装置からの制御情報が指示する速度以下に目標速度を設定するものとしており,保安装置があることが前提である。
- ATCを設けなくてもよいとした1が誤りである。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。自動列車運転装置を設ける場合は,自動列車制御装置も設けなければならない。
- 2.正しい。乗降する旅客の安全が確認された後でなければ列車を発車させることができないものとする(第58条第一号)。
- 3.正しい。旅客の乗降に支障を及ぼさない位置に円滑に列車を停止させる機能をもつ(同条第三号)。
- 4.正しい。運転士が手動でブレーキを操作したときは,自動運転状態が解除されるものとされている。
引っかけ:ATO=運転の自動化,ATC=安全の確保。ATOはATCがあることが前提。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する