電車線路のセクション
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.43の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電気鉄道におけるカテナリ式電車線路のセクション(区分装置)に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.セクションオーバは,列車長以上のデッドセクション(無電圧区間)においても発生する。
解き方
- セクション(区分装置)は,電車線を電気的に区分する箇所で,異なる変電所・異なる相の電源を区分するときは,無電圧のデッドセクションを設けることもある。
- セクションオーバは,セクションの両側を集電装置で短絡することで,アークによる電車線の断線などの事故の原因となる。デッドセクションの長さを列車長(両端の集電装置の間隔)以上にすれば,両側の電車線が集電装置で同時につながることはない。
- 列車長以上のデッドセクションでもセクションオーバが発生するとした4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。セクションの両側の電車線を集電装置で同時に接続して短絡することをいう。
- 2.適当。短絡電流やアークで集電装置が損傷し,温度上昇で電車線が溶断することがある。
- 3.適当。電車が常時停車する区域にセクションがあると集電装置が長時間短絡するので,対策を講じない限りセクションを設けない。
- 4.不適当。列車長以上のデッドセクションでは,両側が同時に集電装置でつながらないので発生しない。
引っかけ:デッドセクションを列車より長くするのは,セクションオーバを防ぐため。停車する区域にはセクションを設けない。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.43。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する