テレビ共同受信設備の総合損失
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.41の問題です。論点は「情報通信・弱電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示すテレビ共同受信設備において,増幅器出口からテレビ端子Aの出力端子までの総合損失として,正しいものはどれか。
ただし,条件は,次のとおりとする。
増幅器出口からテレビ端子Aまでの同軸ケーブルの長さ:10m
同軸ケーブルの損失:0.5dB/m
2分岐器の挿入損失:5.0dB
2分岐器の結合損失:10.0dB
4分配器の分配損失:10.0dB
4分配器の端子間結合損失:15.0dB
テレビ端子の挿入損失:1.0dB

解答欄
正解
正解:2.21.0dB
解き方
- テレビ端子Aまでの経路は,同軸ケーブル10m→2分岐器の幹線を通過(挿入損失)→4分配器の出力端子へ分配(分配損失)→テレビ端子(挿入損失)である。
- 総合損失は各損失の和で,0.5×10+5.0+10.0+1.0=21.0dB。
- 2が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.誤り。4分配器の分配損失10.0dBを加えていない値である。
- 2.正しい。ケーブル5.0dB+2分岐器の挿入損失5.0dB+分配損失10.0dB+テレビ端子1.0dB=21.0dBである。
- 3.誤り。2分岐器で挿入損失に加えて結合損失10.0dBも加えた値である。
- 4.誤り。結合損失・端子間結合損失まですべての損失を加えた値である。
引っかけ:分岐器を「通過」するときは挿入損失,分岐端子へ「取り出す」ときは結合損失。端子間結合損失は出力端子間の結合の小ささで,経路の損失ではない。
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論点ページ:情報通信・弱電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.41。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する