PF・S形の限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.32の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
PF・S形受電設備の主遮断装置として用いる限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.限流ヒューズは,一般に過負荷保護専用として使用する。
解き方
- PF・S形受電設備は,主遮断装置に限流ヒューズ(PF)付高圧交流負荷開閉器(LBS)を用いる方式である。LBSは負荷電流を開閉し,PFは短絡電流を限流遮断する。
- 限流ヒューズは短絡電流を短時間で限流遮断するのが役目で,過負荷のような小さな過電流の遮断は得意ではないので,主に短絡保護に用いる。
- 過負荷保護専用とした2が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。相間及び側面に絶縁バリアを取り付けて,相間短絡や地絡を防ぐ。
- 2.不適当。限流ヒューズは主に短絡保護に用いる。
- 3.適当。高圧交流負荷開閉器は3極を同時に開閉する構造である。
- 4.適当。1相のヒューズが溶断するとストライカが動作してLBSを引き外し,3極を開放して欠相運転を防ぐ。
引っかけ:PF=短絡保護,LBS=負荷電流の開閉。PF・S形には地絡遮断装置を別に設ける必要がある点も問われる。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.29モールド変圧器の特徴
令和8年度 No.30キュービクル式高圧受電設備(JIS)
令和8年度 No.69屋外キュービクルの設置(高圧受電設備規程)
令和7年度 No.29キュービクル式高圧受電設備の構造(JIS)
令和7年度 No.30高圧受電用過電流継電器の整定
論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する