揚水発電
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.20の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
揚水発電に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.河川の流量に制約されるため,一般水力発電に比べて地点選定が困難である。
解き方
- 揚水発電は,軽負荷時(夜間など)の余剰電力で下部調整池の水を上部調整池にくみ上げ,ピーク時に発電する方式で,電力を水の位置エネルギーとして蓄える。
- 上部と下部の調整池の間で同じ水をくり返し使うので,河川の流量にはほとんど制約されず,落差と上下の池の地形が得られれば地点を選べる。
- 河川の流量に制約されるため地点選定が困難とした2が最も不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。余剰の電気エネルギーを水の位置エネルギーとして蓄え,ピーク時に電気エネルギーに戻す。
- 2.不適当。河川流量の制約が少ないため,一般水力に比べて地点選定の自由度が大きい。
- 3.適当。軽負荷時に揚水の負荷をつくるので負荷率が上がり,火力発電所を効率のよい出力で運転できる。
- 4.適当。可変速揚水は揚水運転中も回転速度を変えて入力を調整できるので,夜間の周波数調整に使える。
引っかけ:揚水発電は水を「循環」させる。総合効率は一般に70%程度とされ,エネルギーは減るが需給調整に役立つ。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する