令和3年度 No.18論点:変電重要度 B配点 1点未着手

変圧器のインピーダンスの影響

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.18の問題です。論点は「変電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

変電所の変圧器のインピーダンスを小さくした場合の記述として,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.変圧器の全損失が増加する。

解き方

  1. 変圧器のインピーダンスを小さくすると,負荷電流による電圧降下が小さくなるので電圧変動率が減少し,系統のリアクタンスが小さくなるので安定度が向上する。一方,短絡時の電流を制限する働きが弱くなるので,短絡電流は増加する。
  2. インピーダンスを小さくした変圧器は,一般に巻線の抵抗も小さくなるので負荷損(銅損)は減る方向にあり,全損失が増加するとはいえない。
  3. 全損失が増加するとした4が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。インピーダンスによる電圧降下が小さくなるので,電圧変動率が減少する。
  2. 2.適当。系統のリアクタンスが減り,送れる電力の限界が上がるので,安定度が向上する。
  3. 3.適当。短絡電流を制限するインピーダンスが小さくなるので,短絡電流が増加する。
  4. 4.不適当。インピーダンスを小さくしても全損失が増えるわけではない。
引っかけ:インピーダンス小→電圧変動率小・安定度向上・短絡電流増。インピーダンスの選定は電圧変動と短絡電流のかね合いで決める。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年6月13日(日)実施) No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する