変電所の保護継電器
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.8の問題です。論点は「変電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所に用いられる保護継電器に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.比率差動継電器は,保護区間に流入する電流と保護区間から流出する電流の差により動作するもので,主に外部事故から機器を保護するために用いられる。
解き方
- 比率差動継電器は,保護区間に流入する電流と流出する電流の差(差動電流)が通過電流に対して一定の比率を超えたときに動作し,主に変圧器・発電機・母線の内部事故の保護に用いる。
- 外部事故では流入・流出の電流がほぼ等しく動作しないことが特長であり,「主に外部事故から機器を保護する」とした選択肢3が最も不適当。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。過電流継電器は電流が整定値以上で動作し,短絡事故や過負荷の検出に用いる。
- 2.適当。不足電圧継電器は電圧が整定値以下で動作し,短絡事故や停電の検出に用いる。
- 3.最も不適当。比率差動継電器は内部事故の保護に用いる。
- 4.適当。距離継電器は電圧と電流の比(インピーダンス)で事故点までの距離を判定し,送電線保護に用いる。
引っかけ:差動継電器は「保護区間の中」の事故だけを見分ける。外部事故で誤動作しないように比率特性をもたせる。
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論点ページ:変電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度(2024年7月14日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する