架空送電線の架線工事
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.61の問題です。論点は「送配電設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線の架線工事に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.ACSRのニッキングを抑制するため,径の小さな金車を使用した。
解き方
- ニッキングは,ACSRなどのより線が金車を通るときの曲げで,素線どうしがすれ合ったり食い込んだりしてできる傷である。曲げが急なほど起こりやすいので,径の大きな金車を使用して抑える。
- 径の小さな金車を使用したとした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。ニッキングを抑えるには径の大きな金車を使用する。
- 2.適当。電線やワイヤロープのよりが戻ろうとして回転するので,接続部にスイーベル(より戻し金物)を入れる。
- 3.適当。OPGWは回転すると内部の光ファイバに影響するので,溝に細かな溝を付けた金車などで回転を防ぐ。
- 4.適当。金車上に長時間放置すると,風による振動で同じ箇所が繰り返し曲げられて疲労するので,延線後は速やかに緊線する。
引っかけ:電線を傷めないためには曲げを緩く(大径の金車)。OPGWは「回転させない」「放置しない」。
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論点ページ:送配電設備の施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.61。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する