テレビ共同受信設備
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.48の問題です。論点は「情報通信・弱電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
テレビ共同受信設備に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.テレビジョン受信用同軸ケーブルの減衰量は,伝送する周波数が高くなると減少する。
解き方
- 同軸ケーブルの減衰量は,導体の表皮効果や絶縁体の誘電損が周波数とともに増えるため,伝送する周波数が高いほど大きくなる。UHF帯やBS・CSの中間周波数帯は減衰が大きいので,ケーブルの太さや増幅器の配置で補う。
- 減少するとした1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。周波数が高いほど減衰量は増える。
- 2.適当。S-5C-FBなどの構造で,発泡ポリエチレンの絶縁体,アルミ箔テープと編組の二重の外部導体で構成される。
- 3.適当。C/N比(搬送波と雑音の比)が低い信号をブースターで増幅すると雑音も一緒に増幅されるので,C/N比は改善しない。
- 4.適当。テレビ受信用の同軸ケーブルは特性インピーダンス75Ωで,機器の入出力も75Ωで整合させる。
引っかけ:高い周波数ほど減衰が大きい。ブースターは信号レベルを上げるがC/N比は上げない(受信点のC/N比で決まる)。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.35中央監視制御装置の機能
令和8年度 No.38マイクロホンの選定
令和8年度 No.39テレビ共同受信設備の総合損失
令和8年度 No.44ツイストペアケーブルの測定項目
令和7年度 No.39構内情報通信網(LAN)の機器
論点ページ:情報通信・弱電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.48。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する