原動機の冷却方式
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.35の問題です。論点は「非常電源・自家発電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
自家用発電設備の原動機の冷却方式に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.水槽循環冷却方式は,水槽への補給水が断たれた場合,直ちに運転を停止させる必要がある。
解き方
- 自家用発電設備(ディーゼル機関など)の冷却方式には,ラジエータ方式,冷却塔方式,水槽循環方式,熱交換器方式などがある。
- 水槽循環冷却方式は,水槽の水を機関に循環させて冷却する方式で,水槽の容量に応じて,補給水が断たれても一定時間は運転を継続できる。非常用では断水時にも運転できるよう,水槽の容量を決めて冷却水を確保する。
- 補給水が断たれたら直ちに運転を停止させる必要があるとした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。冷却塔方式は冷却水を循環させるが,冷却塔での蒸発や飛散で水が減るので補給が必要である。
- 2.適当。熱交換器の一次側(機関側)は清水を使い,二次側には河川水・海水・井水なども使える。
- 3.不適当。水槽の容量の範囲で運転を続けられる。
- 4.適当。直結ラジエータ方式は冷却水の補給がほぼ不要だが,ラジエータの排風を室外に出す必要があり,地下室には不向きである。
引っかけ:非常用発電機は断水時にも運転できることが求められる。ラジエータ方式は「水の補給不要・排風処理が必要」。
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論点ページ:非常電源・自家発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.35。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する