キュービクルの接地回路(JIS)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.33の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
キュービクル式高圧受電設備の接地回路に関する記述として,「日本産業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.B種接地工事の接地端子は,外箱と接続し,他の接地端子とは容易に取外しできる導体で連結できる構造とする。
解き方
- JIS C 4620では,キュービクル内の接地端子の構造を定めている。B種接地工事の接地端子は,外箱から絶縁して取り付け,ほかの接地端子とは容易に取り外せる導体で連結できる構造とする。
- B種接地線は変圧器の混触時の電位上昇を抑えるもので,漏れ電流の測定(Io方式の絶縁監視)にも使うため,外箱と分けておく。
- 外箱と接続するとした4が不適当と判断できる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。接地電線・接地母線は低圧絶縁電線とし,接地母線には銅帯も使える。
- 2.適当。扉を開いた状態で接地線の漏れ電流をクランプ形の測定器などで安全に測れるように取り付ける。
- 3.適当。外箱のない高圧機器で鉄心が露出している計器用変圧器・変流器の鉄心には,A種接地工事を施す。
- 4.不適当。B種接地工事の接地端子は外箱から絶縁して設ける。
引っかけ:B種接地線は漏れ電流の測定に使うので,外箱とは分けておく。A種(高圧機器の外箱・鉄心)とD種(低圧機器の外箱)の区別も押さえる。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.33。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する