低圧連系の分散型電源の自動解列
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.25の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
低圧の電力系統に分散型電源を連系する場合において,分散型電源を自動的に解列しなければならない事象として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,定められていないものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.連系している電力系統における高調波の発生
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈の「低圧連系時の系統連系用保護装置」では,次の場合に分散型電源を自動的に電力系統から解列することを求めている。①分散型電源の異常又は故障,②連系している電力系統の短絡事故,地絡事故又は高低圧混触事故,③分散型電源の単独運転又は逆充電。
- 高調波の発生は解列の条件として定められていないので,2が定められていないものである。高調波は,電力会社の系統に流出する量を抑えるよう別に配慮するものである。
選択肢ごとの解説
- 1.定められている。単独運転は保安上・設備保護上の問題があるので,検出して解列する。
- 2.定められていない。高調波の発生は解列の事象に含まれない。
- 3.定められている。分散型電源自体の異常・故障を検出したときは解列する。
- 4.定められている。系統側の短絡・地絡・高低圧混触事故のときは,事故電流の供給や異常電圧を防ぐため解列する。
引っかけ:低圧連系では「高低圧混触事故」「逆充電」が加わるのが特徴。高調波・電圧フリッカは解列の事象ではない。
同じ論点の過去問
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する