微風振動の防止対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.24の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線における電線の微風振動防止対策として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.電線の張力を大きくする。
解き方
- 微風振動は,風速数m/s程度の穏やかな風が電線に直角に当たったとき,電線の後ろにできる渦(カルマン渦)によって電線が上下に細かく振動する現象で,長期間続くと支持点付近で素線切れを起こす。
- 張力が大きいほど,電線が軽いほど,径間が長いほど起こりやすい。対策としてダンパ・アーマロッドの取付けや,張力を適正に小さくすることなどが行われる。
- 張力を大きくするとした4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。アーマロッドで支持点付近の電線を補強し,振動による素線の疲労を防ぐ。
- 2.適当。太く重い電線ほど振動しにくくなる。
- 3.適当。ストックブリッジダンパなどで振動のエネルギーを吸収する。
- 4.不適当。張力が大きいほど微風振動は起こりやすいので,張力は小さくする方向で対策する。
引っかけ:微風振動は「軽い・張力が大きい・径間が長い」電線で起こりやすい。ギャロッピング(着氷雪+強風)・スリートジャンプ(落氷)と区別する。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する