電圧フリッカの抑制対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.27の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統に発生する電圧フリッカの抑制対策に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.発生源へ電力を供給している電源側のインピーダンスを増加させる。
解き方
- 電圧フリッカは,アーク炉や溶接機などの負荷電流の急変により,電源側のインピーダンスで電圧降下が変動し,照明のちらつきなどを生じる現象である。
- 電圧変動の大きさは電源側のインピーダンスと負荷電流の変動の積で決まるので,電源側のインピーダンスは小さく(短絡容量を大きく)するのが対策になる。
- インピーダンスを増加させるとした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。発生源を専用の線路・変圧器に分け,ほかの需要家への影響を小さくする。
- 2.適当。可飽和リアクトルで負荷電流の変動を抑え,電圧変動を小さくする。
- 3.不適当。電源側のインピーダンスは小さくする(供給電圧を上げる・電線を太くするなど)。
- 4.適当。三巻線補償変圧器で電圧変動を補償する。ほかに静止形無効電力補償装置(SVC)なども用いられる。
引っかけ:フリッカ対策は電源側のインピーダンスを「小さく」。負荷側では電流の変動(無効電力の変動)を抑える。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する