令和2年度 No.21論点:送電重要度 A配点 1点未着手

架空電線のたるみと実長

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.21の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

架空送電線における支持点間の電線のたるみの近似値D〔m〕及び電線の実長の近似値L〔m〕を求める式の組合せとして,正しいものはどれか。

ただし,各記号は次のとおりとし,電線支持点の高低差はないものとする。

S:径間〔m〕

T:電線の最低点の水平張力〔N〕

W:電線の単位長さ当たりの重量〔N/m〕

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.D=WS²/(8T) L=S+8D²/(3S)

解き方

  1. 高低差のない径間Sの電線は,懸垂曲線を放物線で近似して扱う。
  2. たるみは D=WS²/(8T),電線の実長は L=S+8D²/(3S) で近似できる。たるみは単位長さ当たりの重量Wと径間の2乗に比例し,水平張力Tに反比例する。
  3. 両方の式が正しい4が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。たるみの分母は8Tで3Tではない。実長の式も分子と分母のDとSが入れ替わっている。
  2. 2.誤り。たるみの式は正しいが,実長の式はS+8D²/(3S)である。
  3. 3.誤り。実長の式は正しいが,たるみの分母は8Tである。
  4. 4.正しい。D=WS²/(8T),L=S+8D²/(3S)である。
引っかけ:たるみは「8T」で割る,実長は「8D²/3S」を足す(次元を見るとS²/DはS+の形にならない)。たるみはわずかな実長の変化で大きく変わる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する