保護継電方式の基本
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.19の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電力系統の保護継電方式の基本的な考え方として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.隣り合った保護区間は保護範囲が重ならないようにして,事故を検出する。
解き方
- 保護継電方式は,事故を検出して事故区間だけを速やかに切り離し,健全な区間への供給を続けることを目的とする。
- 保護区間の境界に保護されない部分(死角)ができないよう,隣り合う保護区間は保護範囲を重ね合わせて設定する。重ならないようにすると,境界付近の事故を検出できないおそれがある。
- 保護範囲が重ならないようにするとした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。継電器で事故の発生と事故点(区間)を判定し,該当する遮断器に遮断指令を与える。
- 2.適当。選択遮断により停電の範囲を必要最小限にとどめる。
- 3.不適当。保護範囲は重ね合わせて死角をなくす。
- 4.適当。主保護が継電器・遮断器の不良などで動作しない場合に備え,時限を遅らせた後備保護を設ける。
引っかけ:保護範囲は「重ねる」。主保護と後備保護,選択遮断(最小区間の切離し)は保護協調の基本用語。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月18日(日)実施) No.19。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する