令和元年度 No.65論点:電車線・道路設備の施工重要度 B配点 1点未着手

直流電気鉄道の漏れ電流の低減対策

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.65の問題です。論点は「電車線・道路設備の施工」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

直流電気鉄道における帰線の漏れ電流の低減対策に関する記述として,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.架空絶縁帰線を設けて,レール電位の傾きを大きくした。

解き方

  1. 直流電気鉄道では,レールに流れる帰線電流の一部が大地に漏れて迷走電流となり,埋設金属体に電食を起こす。漏れ電流を減らすには,帰線抵抗を小さくし,レールの漏れ抵抗を大きくして,レール電位の傾きを小さくする。
  2. 架空絶縁帰線はレールの電流の一部を架空の電線で変電所へ戻し,レール電位の傾きを小さくする対策である。傾きを大きくしたとした3が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。ロングレールは継目が少ないので,帰線抵抗が小さくなる。
  2. 2.適当。変電所を増やしてき電区間を短くすると,帰線電流が流れる距離が短くなり,レール電位の傾きが小さくなる。
  3. 3.不適当。架空絶縁帰線はレール電位の傾きを小さくするために設ける。
  4. 4.適当。道床の排水を良くすると,レールから大地への漏れ抵抗が大きくなる。
引っかけ:レール電位の傾きが大きいほど漏れ電流は増える。対策は「帰線抵抗を小さく,漏れ抵抗を大きく,電位の傾きを小さく」。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.65。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する