テレビ共同受信設備の総合損失
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.42の問題です。論点は「情報通信・弱電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
図に示すテレビ共同受信設備において,増幅器出口からテレビ端子Aの出力端子までの総合損失として,正しいものはどれか。
ただし,条件は,次のとおりとする。
増幅器出口からテレビ端子Aまでの同軸ケーブルの長さ:20m
同軸ケーブルの損失:0.3dB/m
2分岐器の挿入損失:6.0dB
2分岐器の結合損失:15.0dB
4分配器の分配損失:11.0dB
4分配器の端子間結合損失:15.0dB
テレビ端子の挿入損失:2.0dB

解答欄
正解
正解:1.25.0dB
解き方
- 増幅器出口からテレビ端子Aまでの経路は,同軸ケーブル20m,2分岐器の通過(幹線側),4分配器の分配,テレビ端子である。分岐器を通過するときは挿入損失,分配器で分けるときは分配損失を使う。
- 損失は,同軸ケーブル0.3×20=6.0dB,2分岐器の挿入損失6.0dB,4分配器の分配損失11.0dB,テレビ端子の挿入損失2.0dBである。
- 総合損失は6.0+6.0+11.0+2.0=25.0dBで,1が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1.正しい。6.0+6.0+11.0+2.0=25.0dBである。
- 2.誤り。4分配器の分配損失の代わりに端子間結合損失15.0dBを使った値(6+6+15+2)である。
- 3.誤り。2分岐器の挿入損失の代わりに結合損失15.0dBを使った値(6+15+11+2)である。
- 4.誤り。分岐器の結合損失と分配器の端子間結合損失を使った値(6+15+15+2)である。
引っかけ:分岐器を通過するので挿入損失を使い,結合損失(分岐端子へ出る損失)は使わない。端子間結合損失は端子どうしの間の損失で,経路に関係しない。
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→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.42。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する