令和元年度 No.24論点:送電重要度 A配点 1点未着手

通信線の誘導障害の軽減対策

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.24の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

架空送電線により通信線に発生する誘導障害の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.中性点の接地抵抗を小さくする。

解き方

  1. 送電線による通信線の電磁誘導障害は,地絡事故時に流れる零相電流(地絡電流)と,送電線と通信線の間の相互インダクタンスに比例する。
  2. 中性点の接地抵抗を小さくすると地絡電流が大きくなり,電磁誘導障害も大きくなる。軽減対策として接地抵抗を小さくするとした2が不適当である。障害の軽減には,接地抵抗を大きくして地絡電流を抑える。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。通信線路に遮へい線を設けると,誘導電流が遮へい線に流れて通信線への誘導を打ち消す。
  2. 2.不適当。地絡電流が増えて電磁誘導障害が大きくなる。
  3. 3.適当。間隔を大きくすると相互インダクタンスと静電容量が小さくなり,誘導が減る。
  4. 4.適当。ねん架により各相と通信線の距離が平均化され,常時の静電誘導・電磁誘導が打ち消し合う。
引っかけ:誘導障害の軽減は「地絡電流を小さく」。中性点の接地抵抗は大きくする方向。故障を速く除去することも有効。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する