表皮効果
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.23の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
送電線の表皮効果に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.導電率が小さいほど,表皮効果は大きくなる。
解き方
- 表皮効果は,交流電流が導体の表面近くに集まって流れる現象で,導体の実効抵抗が直流抵抗より大きくなる。電流が流れる表面の厚さ(表皮の厚さ)はδ=√{2/(ωμσ)}(ω:角周波数,μ:透磁率,σ:導電率)で表される。
- 周波数・透磁率・導電率が大きいほどδは薄くなり,表皮効果は大きくなる。導電率が小さいほど表皮効果が大きくなるとした2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。周波数が高いほどδが薄くなり,表皮効果は大きくなる。
- 2.不適当。導電率が大きいほど表皮効果は大きい。
- 3.適当。合計断面積が同じなら,多導体は1本当たりが細いので表皮効果の影響が小さい。
- 4.適当。表皮効果が大きいほど電流が表面に集まり,中心部の電流密度は小さくなる。
引っかけ:δ=√(2/ωμσ)。σ(導電率)・μ・周波数が大きいほど電流は表面に集まる。太い電線ほど影響が大きい。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する