架空地線
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.21の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空電線路の架空地線に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.直撃雷に対しては,遮へい角が大きいほど遮へい効果が高い。
解き方
- 遮へい角は,架空地線と電力線を結ぶ線が鉛直線となす角である。遮へい角が小さいほど電力線は架空地線の真下に近く,雷が架空地線に先に落ちるので遮へい効果が高い。
- 遮へい角が大きいほど遮へい効果が高いとした2が不適当である。遮へい角を小さくするため,架空地線を2条にすることがある。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。架空地線にはアルミ覆鋼より線や亜鉛めっき鋼より線が用いられ,光ファイバを内蔵したOPGWもある。
- 2.不適当。遮へい角は小さいほど効果が高い。
- 3.適当。架空地線と電力線の間の静電結合で,誘導雷による電力線の雷電圧を低減する効果がある。
- 4.適当。地絡電流の一部が架空地線を流れて帰るので,通信線への電磁誘導を打ち消し,障害を軽減する。
引っかけ:遮へい角を小さく(2条地線にする)と直撃雷を防ぎやすい。架空地線は誘導雷・電磁誘導障害の軽減にも役立つ。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する