直流き電方式
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.45の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
電気鉄道の直流き電方式に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.回生電力は,同じ回線の他の列車で消費する以外に利用する方法がない。
解き方
- 直流き電方式の回生ブレーキで発生した電力(回生電力)は,同じき電区間を力行するほかの列車で消費するほか,変電所に設けた回生インバータで交流に変換して駅の照明・空調などに使ったり,電力貯蔵装置(蓄電池など)に蓄えて再び使ったりできる。
- 他の列車で消費する以外に利用する方法がないとした2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。隣接する変電所どうしで並列にき電する方式が標準で,電圧降下が小さく負荷を分担できる。
- 2.不適当。回生インバータや電力貯蔵装置で利用できる。
- 3.適当。直流き電では運転電流が大きく事故電流との差が小さいので判別が難しく,電流の変化分(ΔI)で判別する故障選択装置などを用いる。
- 4.適当。レールから大地へ漏れた電流が埋設金属体から流れ出る箇所で電食が起こる。
引っかけ:回生電力を使う列車がいないと回生失効になるので,回生電力を吸収する設備(回生インバータ・電力貯蔵装置)が使われている。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する