キュービクル式高圧受電設備(JIS)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.32の問題です。論点は「受変電設備」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
キュービクル式高圧受電設備に関する記述として,「日本工業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.前面保守形(薄形)は,機器の操作,保守・点検,交換などの作業を行うための外箱の外面開閉部を,キュービクルの前面に設けた構造で奥行寸法が1 200mm以下のものである。
解き方
- JIS C 4620(キュービクル式高圧受電設備)では,主遮断装置の形式ごとの受電設備容量の上限(CB形4 000kV·A以下,PF·S形300kV·A以下)や,前面保守形(薄形)の構造,通気孔の小動物侵入防止などを定めている。
- 前面保守形(薄形)は外面開閉部を前面だけに設けた構造で,奥行寸法は1 000mm以下とされている。1 200mm以下とした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。主遮断装置がCB形(遮断器)の場合,受電設備容量は4 000kV·A以下である。
- 2.適当。主遮断装置がPF·S形(限流ヒューズと負荷開閉器)の場合,受電設備容量は300kV·A以下である。
- 3.不適当。前面保守形(薄形)の奥行寸法は1 000mm以下である。
- 4.適当。ねずみ・へびなどの小動物の侵入を防ぐため,通気孔には直径10mmの丸棒が入る孔や隙間がないようにする。
引っかけ:CB形4 000kV·A,PF·S形300kV·A,薄形の奥行1 000mm,小動物対策は直径10mmの丸棒。数値の組合せで出題される。
現行法令との関係:「日本工業規格(JIS)」は、2019年7月の法改正(工業標準化法 → 産業標準化法)で「日本産業規格(JIS)」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:受変電設備の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.32。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する