単独運転の検出
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.26の問題です。論点は「配電」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧の配電系統に連系する分散型電源の単独運転を検出する保護リレー等として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.過電圧リレー
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈第229条(高圧連系時の系統連系用保護装置)では,単独運転の検出に,周波数上昇リレー・周波数低下リレーのほか,逆潮流がない場合は逆電力リレー,逆潮流がある場合は転送遮断装置又は単独運転検出機能を用いるとしている。
- 過電圧リレーは発電設備の故障などによる過電圧を検出するためのもので,単独運転の検出用ではない。1が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。過電圧リレーは発電設備の異常による過電圧の検出に用いる。
- 2.適当。逆潮流のない連系では,系統側が停電すると構内から系統へ電力が流れ出すので,逆電力リレーで検出できる。
- 3.適当。単独運転になると発電と負荷のつり合いが崩れて周波数が変わるので,周波数上昇・低下リレーで検出する。
- 4.適当。転送遮断装置は変電所の遮断器が開いたことを通信で伝えて分散型電源を解列する。
引っかけ:単独運転の検出は周波数・逆電力・転送遮断(単独運転検出機能)。電圧のリレーは発電設備の異常(過電圧・不足電圧)や系統の事故の検出に用いる。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.26。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する