電圧フリッカの抑制対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.27の問題です。論点は「電力系統」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統に発生する電圧フリッカの抑制対策に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.発生源の電源側に自動電圧調整器(SVR)を施設する。
解き方
- 電圧フリッカは,アーク炉や溶接機などの急激で繰り返す負荷変動により,電源インピーダンスでの電圧降下が変動して生じる短い周期の電圧変動で,照明のちらつきの原因になる。
- 抑制するには,電源インピーダンスを小さくするか,静止形無効電力補償装置(SVC)などで無効電力の変動を速く補償する。SVR(自動電圧調整器)はタップの切換えで緩やかな電圧変動を調整するもので,速い変動には追従できないので,3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。専用の変圧器から供給すると,他の需要家への電圧変動の影響を減らせる。
- 2.適当。電線を太くして電源側インピーダンスを小さくすると,負荷変動による電圧変動が小さくなる。
- 3.不適当。SVRは応答が遅く,フリッカ対策にならない。
- 4.適当。短絡容量の大きい(インピーダンスの小さい)系統から供給すると電圧変動が小さくなる。
引っかけ:フリッカ対策は「電源インピーダンスを小さく」「SVCで速く補償」。SVRは配電線の長周期の電圧調整用。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.27。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する