コロナ放電の抑制対策
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.24の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路におけるコロナ放電の抑制対策として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.外径の小さい電線を用いる。
解き方
- コロナ放電は,電線表面の電位の傾き(電界の強さ)が空気の絶縁耐力を超えると,電線の周りの空気が部分的に電離して生じる放電である。電力損失や電波障害,騒音の原因になる。
- 外径の小さい電線ほど表面の電界が強くなりコロナが発生しやすいので,外径の大きい電線や多導体を用いて表面電界を小さくする。外径の小さい電線を用いるとした2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。電線間の距離を大きくすると電線表面の電界が弱まる。
- 2.不適当。外径の大きい電線(太線・多導体・中空電線)を用いる。
- 3.適当。がいし装置の金具に遮へい環(シールドリング)を設けて,金具の周りの電界を緩和する。
- 4.適当。電線表面の傷や突起は電界を集中させてコロナの発生源になるので,傷をつけないように架線する。
引っかけ:細い電線ほど表面の電界が強くコロナが起きやすい。対策は「太く」「多導体」「傷をつけない」「金具に遮へい環」。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する