架空送電線路のフラッシオーバ
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.22の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
架空送電線路のフラッシオーバに関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.径間逆フラッシオーバを防止するため,架空地線のたるみを電線のたるみより大きくする。
解き方
- 径間逆フラッシオーバは,架空地線に雷が落ちて地線の電位が上がり,径間の途中で地線から電線へフラッシオーバする現象である。
- 防止するには,径間の中央で地線と電線の間隔を十分にとればよい。そのため架空地線のたるみは電線のたるみより小さくする。大きくするとした3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。がいし連の絶縁耐力を上回る雷サージや開閉サージが侵入すると,がいし表面に沿ってフラッシオーバが生じる。
- 2.適当。塩分などでがいし表面が汚損され湿ると,表面の漏れ電流が増え,フラッシオーバ電圧が低下する。
- 3.不適当。架空地線のたるみは電線より小さくする。
- 4.適当。アークホーン間隔は,雷サージでは確実にフラッシオーバしてがいしを守り,遮断器の開閉サージではフラッシオーバしないように設定する。
引っかけ:地線のたるみを小さく→径間中央で電線との距離が確保できる。鉄塔での逆フラッシオーバは塔脚接地抵抗の低減で防ぐ。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年6月10日(日)実施) No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する