土留め壁の種類
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.53の問題です。論点は「土木」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
次の文章に該当する土留め壁の名称として,最も適当なものはどれか。
「良質地盤に広く用いられているが,遮水性がよくないこと,掘削底面以下の根入れ部分の連続性が保たれないことなどのため,地下水位の高い地盤や軟弱な地盤などには適さない。」
解答欄
正解
正解:2.親杭横矢板土留め壁
解き方
- 親杭横矢板土留め壁は,H形鋼などの親杭を一定間隔で打ち込み,掘削しながら親杭の間に木製の横矢板を入れていく土留めである。
- 矢板の間にすき間があるので遮水性がなく,掘削底面より下の根入れ部分は親杭だけで連続していない。このため地下水位の高い地盤や軟弱地盤には適さないが,施工が簡単で安価なので良質地盤に広く用いられる。記述に該当するのは2である。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。鋼管矢板は継手でつながって連続し,遮水性もあり剛性も大きいので,軟弱地盤や大規模な掘削にも用いる。
- 2.適当。遮水性がなく根入れ部分が連続しないのは親杭横矢板である。
- 3.不適当。ソイルセメント壁は土とセメントミルクを混ぜた連続壁で,遮水性がよい。
- 4.不適当。鋼矢板は継手でかみ合わせて連続させるので,遮水性があり軟弱地盤にも用いる。
引っかけ:遮水性がなく根入れが連続しないのは親杭横矢板。地下水位が高い所ではボイリング・ヒービングに注意し,鋼矢板などを選ぶ。
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論点ページ:土木の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.53。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する