鉄筋コンクリート
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.55の問題です。論点は「建築」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋コンクリートに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.コンクリートのアルカリ成分と鉄筋が化学反応による錆で膨張することを,アルカリ骨材反応という。
解き方
- アルカリ骨材反応は,コンクリート中のアルカリ分と骨材中の反応性の鉱物(シリカなど)が反応して生成物ができ,それが吸水して膨張し,コンクリートにひび割れを生じる現象である。
- 鉄筋が錆びて膨張する現象は鉄筋の腐食(中性化やひび割れが原因)で,アルカリ骨材反応ではない。2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。鉄筋とコンクリートの線膨張係数はほぼ等しいので,温度変化でずれが生じず,一体として働く。
- 2.不適当。アルカリ骨材反応は骨材との反応である。
- 3.適当。水セメント比が大きい,又はセメントペーストが多いコンクリートは乾燥収縮が大きく,ひび割れが生じやすい。
- 4.適当。鉄筋の端部にフックを設けて折り曲げると,コンクリートへの定着が良くなる。
引っかけ:アルカリ骨材反応の相手は「骨材」で,鉄筋ではない。対策は反応性の無い骨材,低アルカリ形セメント,混合セメントの使用など。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.55。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する