平成29年度 No.6論点:電気機器重要度 B配点 1点未着手

同期発電機の電圧変動率

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.6の問題です。論点は「電気機器」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

定格電圧6 600Vの同期発電機を,定格力率における定格出力から無負荷にしたとき,端子電圧が7 260Vになった。このときの電圧変動率の値として,正しいものはどれか。

ただし,励磁を調整することなく,回転速度は一定に保つものとする。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:3.10.0%

解き方

  1. 同期発電機の電圧変動率は,定格出力から無負荷にしたときの端子電圧の上昇を,定格電圧に対する百分率で表したもので,ε=(V₀-Vn)/Vn×100〔%〕で求める(V₀:無負荷電圧,Vn:定格電圧)。
  2. ε=(7 260-6 600)/6 600×100=660/6 600×100=10.0%となり,3が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。式に当てはめても5.8%にはならない。電圧上昇660Vを√3倍の値などで割るような誤りである。
  2. 2.誤り。分母を無負荷電圧7 260Vとした値(660/7 260≒9.1%)である。
  3. 3.正しい。660/6 600×100=10.0%である。
  4. 4.誤り。10.0%に√3を掛けた値で,線間電圧と相電圧の換算は不要である。
引っかけ:基準(分母)は定格電圧である。無負荷電圧で割らない。電圧の比なので線間電圧のまま計算してよく,√3の換算は要らない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する