鉄道信号保安の用語(JIS)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.46の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
鉄道信号保安に関する用語の定義として,「日本工業規格(JIS)」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.連鎖とは,信号機,転てつ器などを電気的又は機械的に操作できないようにすることをいう。
解き方
- JISの鉄道信号保安用語では,連鎖は,信号機・転てつ器などの相互間で,その取扱いに一定の順序と制約を設けることをいう。例えば,転てつ器が正しい方向に開通し鎖錠されなければ信号機に進行を現示できない,という関係である。
- 信号機・転てつ器などを電気的又は機械的に操作できないようにすることは鎖錠の定義なので,4が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。表示は,合図・標識などで条件や状態を表すことをいう。
- 2.適当。連動装置は,信号機・転てつ器などの相互間の連鎖を行う装置である。
- 3.適当。軌道回路は,レールを電気回路の一部として用い,車輪による短絡で列車又は車両を検知する。
- 4.不適当。操作できないようにすることは鎖錠の定義である。
引っかけ:「連鎖」は相互の順序・条件づけ,「鎖錠」は操作できないように固定すること。連鎖を実現する装置が連動装置である。
現行法令との関係:「日本工業規格(JIS)」は、2019年7月の法改正(工業標準化法 → 産業標準化法)で「日本産業規格(JIS)」に名称が変わった。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:電気鉄道の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.46。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する