平成29年度 No.45論点:電気鉄道重要度 A配点 1点未着手

直流き電回路の電圧降下の軽減対策

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.45の問題です。論点は「電気鉄道」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

直流電気鉄道のき電回路における,電圧降下の軽減対策に関する記述として,不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.静止形無効電力補償装置を設置する。

解き方

  1. 直流き電回路の電圧降下は,主にき電線・トロリ線・レールの抵抗に電流が流れて生じる。対策は,変電所間隔の短縮,き電線の太線化・増条,上下線一括き電,き電区分所などの設置で,回路の抵抗を下げたり電流の流れる距離を短くしたりする。
  2. 静止形無効電力補償装置(SVC)は交流の無効電力を制御して電圧変動を抑える装置で,無効電力のない直流き電回路には効果がないので,4が不適当である。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。変電所間隔を短くすると,電流が流れる距離が短くなり電圧降下が減る。
  2. 2.適当。き電線を太くしたり条数を増やしたりすると,回路の抵抗が下がる。
  3. 3.適当。上下線のき電回路を並列にして一括でき電すると,回路の抵抗が下がる。
  4. 4.不適当。SVCは交流電気鉄道の電圧変動対策である。
引っかけ:無効電力は交流だけの概念。SVC・電力用コンデンサは直流き電の対策にならない。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する